『ユリイカ 2024年2月号』に詩を寄稿しました

1月29日(月) 発売の『ユリイカ 2024年2月号』に詩が掲載されています。

  • 出逢わない
  • 屋上
  • 冬季製メランコリー
  • 弱気と言い訳

の4篇です。P23~28 にいます。

「ユリイカの新人」受賞後作掲載から1年ぶりに『ユリイカ』に戻ってこられてうれしい。
よろしくお願いします。

 『ユリイカ 2024年2月号』|青土社サイト

出逢わなければだれかの日々の
自然現象でいられるのだ
植えこみ 香水 どこ吹く風も
駐輪場も洗濯物も
出逢わず過ぎた素敵さだけだ

詩「出逢わない」(小川芙由) より抜粋

『ユリイカ 2024年2月号』
詩 掲載ページ
「出逢わない」冒頭
『ユリイカ 2024年2月号』 詩 掲載ページ 「冬季製メランコリー」冒頭

 ​『ユリイカ 2024年2月号』(青土社)|amazon

表紙をめくったところに私の第1詩集『色えらび』の広告も出てました。
『色えらび』には『ユリイカ』の投稿欄に掲載された詩もたくさん入っているので、そのユリイカに詩集の広告がある光景…、なんだか感慨深いです。

(そして今期の現代詩投稿欄の選者が井坂洋子さん…!)

4篇もまとめて詩が載るのもなかなかめずらしいことだと思います。
ぜひお手にとってみてください。

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